大阪フィルハーモニー交響楽団
1947年「関西交響楽団」という名称で創立し、1960年「大阪フィルハーモニー交響楽団」へと改称。2022年に創立75周年を迎えた関西で最も長い歴史を持つオーケストラ。創立から2001 年までの55年に亘り朝比奈隆が音楽総監督・常任指揮者を務め、第2 代音楽監督・大植英次、首席指揮者・井上道義の後を受け、2018年4月から尾高忠明が第3代音楽監督に就任。以来、ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーンの交響曲全曲演奏会シリーズなど意欲的なプログラムに取り組み、各方面から高い評価を受けています。現在、本拠地のフェスティバルホールでの定期演奏会(年10回・20公演)を中心に、全国各地で様々な演奏活動を展開しています。2024年4月よりクラリネット奏者のダニエル・オッテンザマーがアーティスト・イン・レジデンスに就任し、ーケストラとともに若い音楽家や子どもたちへの教育活動、また充実の音楽づくりを目指して活動しています。
関西フィルハーモニー管弦楽団
1970年発足。2020年に楽団創立50周年を迎えた。関西を代表する楽団の一つとして文化・社会への貢献を目指し積極的に活動を続けている。世界的ヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイ音楽監督のもと、首席指揮者に藤岡幸夫、首席客演指揮者に鈴木優人が就任。故飯守泰次郎(2023年没)は常任指揮者、桂冠名誉指揮者を務めた。東大阪市と「文化芸術のまち推進協定」を、門真市と「音楽と活気あふれるホームタウンパートナー協定」を結ぶなど、地域密着を重視。活動に明確なビジョンを持ち挑戦し続ける個性派楽団として好評を博している。2023年に楽団2度目となる欧州公演(3カ国)を開催、各地で大きな注目を集めた。BSテレ東の音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜朝8時半)に藤岡幸夫と共に出演中。
大阪交響楽団
1980年「大阪シンフォニカ-」として創立。創設者である、永久名誉楽団代表・敷島博子が『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!』を提唱。いつも聴衆を“熱く”感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されている。2001年1月に、楽団名を「大阪シンフォニカ-交響楽団」に、2010年4月「大阪交響楽団」に改称した。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史(常任指揮者)、柴田真郁(ミュージックパートナー)、髙橋直史(首席客演指揮者)の3 名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されている。2006年4月、大和ハウス工業株式会社代表取締役会長CEO(当時)樋口武男氏が運営理事長を経て、2018年11月公益社団法人大阪交響楽団理事長に就任。2020年10月に大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO 芳井敬一氏に理事長をバトンタッチした。
日本センチュリー交響楽団
1989年に活動を開始し、大阪府・豊中市を拠点に活動するオーケストラ。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザー、久石譲が首席客演指揮者(2025年4月より音楽監督就任予定)を務める。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」に加えて、豊中市立文化芸術センターでの名曲シリーズと2拠点で定期的な演奏会を開催。 オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、ユースオーケストラの運営といった教育プログラム、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等の地域連携事業にも力を入れている。2024年12月に楽団創立35周年を迎える。
Osaka Shion Wind Orchestra
1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団。2014年大阪市直営より民営化2015年に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで多彩なコンサートを展開し、演奏会をはじめ音楽鑑賞会、吹奏楽講習会、CD録音、テレビ出演など、幅広い活動を通じて音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。現在、音楽監督に宮川彬良、芸術顧問に秋山和慶が就任。