大阪クラシックとは

2006年から開催している初秋の大阪を彩るクラシック音楽の祭典で、大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者・大植英次の発案により、大阪のメインストリートである御堂筋と水の都大阪を象徴する中之島エリアを中心に、オフィスビルのロビーやカフェ、ホテルなどを主な会場として1週間にわたり開催するイベントとしてスタートしました。

2019年までの14年間で1,122公演、61万人を超えるお客様にご来場いただきました。大半が無料公演のため、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない方々でも気軽にお楽しみいただける催しとして定着していました。

しかし新型コロナウイルス感染拡大のため、2020・2021年は街中での無料公演が開催できず、規模を縮小しての有料公演と動画配信による無料公演という形で開催いたしました。今年の「大阪クラシック」は、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」等を遵守し、安全・安心に開催することを最優先とし、市民をはじめ多くのみなさまにクラシック音楽を気軽に楽しんでいただくとともに、今後の「大阪クラシック」の盛り上がりと街のにぎわいにつなげるべく、大阪から音楽があふれる1週間を演出します。

大阪クラシック参加団体
大阪フィルハーモニー交響楽団
1947年創立。関西で最も長い歴史を持つオーケストラ。創立から2001年までの55年間朝比奈隆が常任指揮者・音楽総監督を務め、第2代音楽監督・大植英次、首席指揮者・井上道義の後を受け、2018年4月から尾高忠明が第3代音楽監督に就任。本拠地のフェスティバルホールを中心に全国各地で様々な活動を展開しています。
関西フィルハーモニー管弦楽団
1970年発足。2020年、楽団創立50周年を迎えた。世界的ヴァイオリニストでもあるA.デュメイ音楽監督のもと、首席指揮者・藤岡幸夫、桂冠名誉指揮者・飯守泰次郎と共に、常に新たな挑戦を続けています。飯守×関西フィル「ワーグナー特別演奏会」が、2021年度音楽クリティック・クラブ賞受賞。毎週土曜朝8時半よりBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」に出演中!
大阪交響楽団
1980年創立。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史(常任指揮者)、柴田真郁(ミュージックパートナー)、髙橋直史(首席客演指揮者)の3名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されています。また、ワークショップやアンサンブル公演も積極的に実施し、地域に根付いたオーケストラを目指しています。
日本センチュリー交響楽団
1989年発足。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザーを務め、2021年4月より久石譲が首席客演指揮者に就任。音楽の殿堂ザ・シンフォニーホールや豊中市の芸術拠点として親しまれている豊中市立文化芸術センターなどで定期的に演奏。地域発展や教育プログラムにも力を入れています。 
Osaka Shion Wind Orchestra
1923年創立。日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団。芸術顧問・秋山和慶、音楽監督・宮川彬良とともに、ザ・シンフォニーホールでの定期演奏会を中心に、全国各地で吹奏楽の魅力をお届けしています。来年の100周年に向けて全力奮闘中です。ホームページや各種SNSもぜひご覧ください。 
OSAKA CLASSIC